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About

ゆらし療法とは

ゆらし療法は、関節や筋肉をやさしくゆらすことで、体の動きやすさを取り戻し、痛みや不調の改善を目指す手技療法です。

強く押す・ボキボキ鳴らすといった刺激は用いません。赤ちゃんからご高齢の方まで、どなたにも受けていただけます。

医師が解説するゆらし療法

現在は直営店「ゆらしラボ」と技術認定院、そして整形外科などの医療機関でも施術を提供し、慶應義塾大学等の学術機関との共同研究による論文も発表されています。

「病院では異常なしと言われた痛み」「薬では取れない不調」。そんな方にこそ、もうひとつの選択肢として知っていただきたい施術です。

What we value

ゆらし療法の、4つのこだわり

SAFETY

徹底した安全性

痛みを軽視しない、やさしい手技。

ゆらし療法は、強く揉んだり押したりしない「やさしく動かす」施術です。関節を限界まで無理に動かさず、余裕のある範囲でゆるやかに動かして、筋肉の緊張をゆるめていきます。施術中の痛みも、体が異常を伝えるサインと捉え、感じたその瞬間から施術を調整します。

COMPLEMENTARY

"補完" 医療

認められる "補完" 医療へ。

宮田胃腸内科皮膚科クリニックでの施術風景からさわ整形外科クリニックの院内慶應義塾大学との共同研究 — エラストグラフィーによる筋硬度測定

ゆらし療法は、医療機関での専門外来や、学術機関との共同研究を重ねながら、現代医療を補う「補完医療」となることを目指しています。医師の診断を尊重し、安全性を大切にしながら、回復の選択肢を広げていきます。

QUALITY

品質管理

技術認定制度による、品質管理体制。

2025年 秋の大研修会(横浜)— 認定院向け技術指導ゆらしラボ代々木研修 — 施術者の技術習得セッション野田病院での院内研修 — クリニック導入時の技術指導ゆらしラボ高田馬場研修 — 認定者向けカリキュラム

ゆらし療法は、誰でも自由に名乗れる施術ではありません。所定のカリキュラムを修了した技術認定者のみが行える、管理されたライセンス技術です。認定後も継続学習プログラムへの参加と技術確認を更新条件とし、安全性と施術品質の維持に努めています。

HOSPITALITY

接遇

おもてなしを超えた技術。

ゆらしラボ代々木店 — 施術者と顧客の対話シーンゆらしラボスタッフ 三浦 — カウンセリング風景ゆらしラボ品川高輪店 — 待合・施術スペースの店内

心の緊張は体の緊張に繋がります。心の緊張を解く接遇は、単なるおもてなしに留まらず、施術効果に直接つながる重要な "技術" です。丁寧なカウンセリングや施術中の対話で、心と体の緊張を解き、施術の効果を最大限に引き出します。

整形外科医も導入し、大学とも研究を進める技術。

ゆらし療法は、一般的な整体院だけでなく、国内外の医療機関にも導入されています。 また、慶應義塾大学との共同研究を通じて、学術的なエビデンスの蓄積にも取り組んでいます。

導入されているクリニック(一例)

整形外科・内科・終末期医療など、さまざまな分野で導入が広がっています。

論文・研究活動

ゆらし療法では、効果と安全性を「感覚」ではなく「根拠」で示すため、 大学の研究者や医師と共同研究を続けています。 すでに論文として発表された成果と、現在進行中の研究があります。

慶應義塾大学との共同研究 — エラストグラフィーによる筋硬度測定
01

発表済みの論文(2 本)

オスグッドシュラッター病によって硬くなった筋への介入効果に関する研究

成長期の膝の痛み(オスグッド病)に対し、受動的な股関節・膝関節運動を行った直後の筋硬度・柔軟性・主観的痛みの変化を検証

共同研究
ゆらし療法 × 慶應義塾大学 × からさわ整形外科クリニック(柄澤 玄宏 医師)
掲載誌
Arthroscopy, Sports Medicine and Rehabilitation(ASMAR)2026年5月22日オンライン公開済み
掲載論文(DOI)
オスグッドへの受動的な股関節・膝関節運動の「繰り返し効果」

上記研究を発展させ、施術を繰り返した場合の効果と、効果を得るために必要な最小反復回数を検証

共同研究
ゆらし療法 × 慶應義塾大学 × からさわ整形外科クリニック(柄澤 玄宏 医師)
掲載誌
Childrenインパクトファクター: 2.1
Children 掲載論文 (PDF)
02

現在進行中の研究(4 本)

#研究テーマ連携機関進捗
1オスグッドへのアプローチの「持続効果」ゆらし療法 × 慶應義塾大学 × からさわ整形外科クリニック原稿修正中
2テニス肘へのアプローチゆらし療法 × 慶應義塾大学 × からさわ整形外科クリニック研究完了、論文化検討中
3機能性ディスペプシア(FD)への施術効果ゆらし療法 × 宮田胃腸内科皮膚科クリニック研究終了(20名)
4肉離れへのアプローチ(腓腹筋・ハムストリングス)ゆらし療法 × 田園調布長田整形外科(ハムストリングス)/からさわ整形外科クリニック(腓腹筋)腓腹筋: 2026年5月開始/ハムストリングス: 2026年6月1日開始

ゆらし療法の歴史

日本の民間医療をルーツに、ドイツでの評価を経て、品質を管理しながら、「補完医療」として広めていく道へ。

日本の民間医療をルーツに、10 年かけて体系化した

ゆらし療法のルーツは、日本に古くからある民間医療にあります。「お手当て」や「軽擦法」と呼ばれる、手で触れることで体を整える技術。創始者 松永の師匠にあたる人物が、さまざまな流派の民間療法を集め、独自の施術として組み上げていました。

しかし、松永はその施術を間近で見ながら、ある課題を感じていました。「これは革新的だ。しかし理屈がなければ広まらない」。そう考え、約 10 年をかけて理論を体系化しました。

ゆらし療法 創始者 松永の施術風景

補完医療の先進国・ドイツで、いち早く認められた

体系化された理論を、松永は最初にドイツへと持ち込みました。きっかけは、自然療法学校の教授(博士)でもある人物との出会いです。彼が内容に強い関心を示し、「心理療法にも通じるところがある。体からのアプローチでそれをやっているのが面白い」。この一言から、ドイツでの講習が始まりました。

ドイツは、国民の 6 割以上が自然療法を受ける、補完医療の先進国。「ハイルプラクティカー(自然療法士)」という国家資格があり、医療現場で活躍しています。ゆらし療法は、その有資格者が集まるカンファレンスで毎年招聘され基調講演を行うまでに至っています。

一方で日本では、技術が安易に消費されないよう、広めずにきた

一方、日本では事情が異なりました。薬や手術以外のアプローチは「怪しい」と見られがちで、実際に効果の裏付けが不十分なまま広まっている療法も少なくありませんでした。松永はその現状に危機感を持ち、自分の技術が同じように消費されることを避けるため、長く国内での講習を行わない姿勢を貫いていました。

日本における民間療法の広がりと、技術を守るための慎重な姿勢を象徴するイメージ

「品質を守ること」を中核に、国内で技術を広め始めた

転機となったのは、現在ゆらしラボの運営を担う経営パートナーとの出会いです。「質を管理できるコミュニティの中で広げていく方法がある」。その言葉をきっかけに、日本での展開が動き始めました。

まず、直営店「ゆらしラボ」を開設し、自分たちの手で施術を届ける場を作りました。さらに「認定院制度」を設け、所定の研修を修了し基準を満たした整骨院・接骨院・整体院だけが「ゆらし療法」の名称を使って施術できる仕組みを整えました。

整形外科クリニックとの連携も進めてきました。整形外科から内科・終末期医療まで、医師の診断と組み合わせて施術が受けられる場が広がっています。学術機関の研究者との共同研究を通じて、科学的な裏付けも一歩ずつ積み重ねています。

広めることよりも、質を保つことを優先してきました。ゆらし療法は、名前だけでできるものではありません。認定制度、医療連携、学術研究を通して、施術の質を守っています。大切なお体を、安心して任せていただくために、欠かせない取り組みです。

安全性へのこだわり

ホームページや紹介文を見て、最初に抱かれる感想で一番多いのが「優しすぎて本当に効くの?」というものです。実際に施術を受けた方の多くが、その印象と実感のギャップに驚かれます。

世の中には、強い力で体にアプローチする施術も少なくありません。しかし、強い刺激には、それだけのリスクがつきまといます。海外では、そのような手技に対して規制の動きが早くから進み、「痛いのは効いている証」という考え方は、見直されつつあります。

私たちは、「誰が見ても安全だと感じられること」が、信頼される療法の条件だと考えています。だからこそ、優しさを手放さないという選択をしています。

可動域ギリギリまで動かさない

ゆらし療法は、関節の可動域ギリギリまで動かすことはしません。余裕のある範囲(中間域)で、ゆるやかに動かす——それが、私たちの施術の基本です。

痛みを尊重する

どんなに小さな痛みも無視しません。感じたその瞬間から施術を調整します。「そんなに痛いはずがない」と言うことは、絶対にありません。国際疼痛学会(IASP)も「本人が痛みと述べた経験は尊重されるべき」と明記しており、ゆらし療法はこの考え方を以前から大切にしてきました。

出典:IASP Announces Revised Definition of Pain(iasp-pain.org)

「機能的な痛み」という考え方と、ゆらし療法

病院で検査を受けて「異常なし」と言われたのに、痛みが続いている。薬を飲んでも良くならない。そんな経験はありませんか?

実は、検査では見つからない痛みには、「機能的な痛み」というもうひとつのタイプがあります。

ORGANIC

器質的な痛み

骨折、靱帯の断裂、腫瘍など、検査で原因が見つかる痛み。手術や薬で治療します。

FUNCTIONAL

機能的な痛み

肩こり、慢性的な腰痛、原因不明の頭痛など、検査では異常が見つからない痛み。体の使い方の癖や、筋肉の緊張が積み重なって起きていることが多く、体が「壊れている」のではなく、体の機能に不調が起きている状態です。

ゆらし療法が得意とする領域

医師が解説する

ゆらし療法と機能的な痛み

機能的な痛みには、使い方を整えるアプローチを

機能的な痛みには、「壊れたものを直す」のではなく、「体の使い方を整える」というアプローチが注目されています。

たとえば、成長期のお子様に多いオスグッド(膝下の痛み)。これは、太ももの前の筋肉が硬くなり、膝下の骨を引っ張ることで出る痛みであり、骨や関節自体が壊れているのではありません。まさに、体の使い方を整え、筋肉をゆるめることで改善が期待できる、機能的な痛みの典型例です。

ゆらし療法では、優しく触れて、関節をゆっくり動かすことで、筋肉の緊張を緩め、無理のない動きを体に学習させるお手伝いをします。

MESSAGE FROM A DOCTOR

整形外科医が語る保険医療の限界

柄澤 玄宏 医師の顔写真(白衣、清潔感のある笑顔)

Genko Karasawa

柄澤 玄宏

日本整形外科学会認定専門医 / からさわ整形外科クリニック院長

からさわ整形外科クリニック

整形外科専門医として、毎日のように「検査では異常がないのに痛い」という方を診察しています。日本の保険医療は、骨折や腫瘍など"はっきりとした異常"には強いのですが、画像に映らない機能的な痛みに対しては、湿布や痛み止め、しばらく様子を見ましょうという経過観察、その先は手術——という大きな段階に分かれてしまっています。

本当はその"間"に、もっと早く、もっと丁寧に体と向き合うアプローチが必要なはずです。リハビリも保険診療の枠の中では、時間も回数も限られていて、痛みの背景にある体の使い方の癖や、筋肉の緊張のパターンまで、十分に手当てしきれないことが多いのが現実です。

私が自院でゆらし療法を取り入れたのは、まさにこの"間"を埋めるためです。手術が必要な方には手術を、薬が必要な方には薬を。そして、まだそこまで重くないけれど痛みに困っている方には、優しく体に向き合うもうひとつの選択肢を——。それが、整形外科の現場で長年診てきた者としての、率直な思いです。

Our Pledge

ゆらし療法が大切にしていること

安全であること。痛みを尊重すること。品質を管理して届けること。

ゆらし療法は、薬や手術だけではカバーしきれない痛みや不調に対して、もうひとつの選択肢を提供することを目指しています。まずはお気軽にご相談ください。