柄澤医師と考えるシンスプリント(過労性脛部痛 / 脛骨過労性骨膜炎

日本整形外科学会認定専門医、からさわ整形外科クリニック院長
監修医師:柄澤 玄宏(からさわ げんこう)
1966年横浜市柄沢医院の3代目として出生。東京医科大学を卒業後、東京医科大学霞ヶ浦病院整形外科にて勤務、同病院の外科医長を務めあげる。2000年より柄沢医院に戻り副院長として研鑽を積み、現職に至る。体に優しく痛みがないかつ有効な治療として、早くから現在の主流である超音波治療や光治療などを積極的に取り入れ、広く支持を得ている。リハビリ先進国であるノルウェーで普及しているスリングセラピーなど全く新しい治療への取り組みも早くから積極的に行っている。
シンスプリントとは?

運動中に脛(すね)が痛み、我慢して運動を続けていると安静にしていても痛みを感じます。ランニングやダッシュ、ジャンプなど激しい運動を繰り返し行なっていると発症しやすく、使い過ぎ症候群(オーバーユース)が原因のひとつと考えられています。

安静にするだけで良くなる?

オーバーユースが原因とされているのでまずは安静対応が基本です。しかし満を持して運動復帰したら痛みがぶり返すなど、繰り返す痛みに悩まされることも少なくありません。十分な休養期間を設けている、あるいは運動強度をそれほど上げていないにもかかわらず痛みが再発するのであれば、

その原因はそもそもの『身体の使い方』にある。

柄澤医師の視点から

多くの場合、痛みの根本改善のためには、痛みの出ている根本原因である『体の使い方のクセ』の修正が必要です。そうでなければ何度も痛みが再発してしまいます。昔からある、電気、牽引、温め、などの治療は症状の緩和は出来ても、クセにより酷使されている部位の緊張をとったり、全体のバランスを整えることができないことが分かってきています。また近年は理学療法士が施術するクリニックも多くなっています。これはクセに対してアプローチ出来るものの、残念ながら通える回数や期間に健康保険のルールがあり、治るまで通えないという問題があります。

柄澤医師 写真

シンスプリント専門の医療整体®︎による施術

効果が分かりやすく説明にも納得。しかも安全な施術法です。

  • 自然運動 自分で動かす
  • 他動運動 セラピストが動かす

一般的に使い方のクセというのは無意識に身に付いたものなので、まずは専門的な知識を持ったセラピスト(他動運動)による施術とアドバイスを受けてください。日本では「ゆらし療法」がオススメです。

医療先進国ドイツで広がる施術法 『ゆらし療法』

施術イメージ

日本には医療先進国のドイツで広がる『ゆらし療法』という施術法があります。関節を可動域内で優しく動かしながら筋肉や関節をケアしていく施術方法で、国内ではいくつかの病院やクリニックで自費施術として採用されています。『ゆらし療法』はシンスプリントを含む多くの筋肉や関節の機能障害への効果が期待されています。

施術までの流れ

  1. STEP1 まずはネットでご予約

    下記よりご予約ください

    • 横浜鶴見(クリニック)
    • 東京品川
    • 東京代々木
    • 福岡大濠公園
    カンタンご予約はこちらから
  2. STEP2 施術当日

    専門のスタッフよりシンスプリント施術に関する詳しいご説明を行います。

  3. STEP3 施術中

    主観症状(痛みや違和感など)を細かくお聞きして安全に配慮した施術を行います。

  4. STEP4 自己ケア指導

    再発を予防する自己ケア方法を状態にあわせて個別にお伝えします。

    ※実地でお伝えするだけでなくLINEで動画共有いたします。

    ※実地でお伝えするだけでなくLINEで動画共有いたします。

柄澤医師によるシンスプリント解説

シンスプリントは、オーバーユース(使い過ぎ)が原因とされています。走るスポーツをしている中高生(とくに新人選手)が多く、ジョギング、ランニングブームでスポーツを再開した大人にも起こります。

筋肉が骨に付着する部分(筋付着部)に負荷がかかり、骨や骨膜が過度に引っ張られることで炎症が起こります。走っている最中にすねが痛くなったことはありませんか?初心者病とも言われています。下腿内側の骨に沿って疼くような痛みがでてきます。ある一点だけが痛くなる疲労骨折とは少し違いますが、疲労骨折と症状が似ていて見分けづらいです。

まずは医療機関を受診し、疲労骨折が無いかどうかを確認してください。grade3以上ではMRI検査で炎症所見がでてくることもあり、疲労骨折との鑑別に役立つでしょう。

症状によりGrade1〜4にわかれています。

  1. Grade 1

    運動時のみ疼痛がある。

  2. Grade 2

    運動前後に疼痛があるが
    スポーツ活動に支障はない。

  3. Grade 3

    運動前中後に疼痛があり
    スポーツ活動に支障をきたす。

  4. Grade 4

    疼痛が強くスポーツ活動は不可能。

Grade 3以上は運動の休止が推奨されます。

いずれにしろ使い方のクセを改善する必要があるので、鑑別診断して疲労骨折の有無を確認したら、その後は医療整体®︎などでケアすることが望ましいですね。

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ゆらし療法専門

  • からさわ整形外科クリニック

    横浜鶴見
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    ドクターエコーの検査あり

  • ゆらしLab

    品川高輪
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    駅3分/日本中から来店

  • ゆらしLab

    代々木駅前30秒
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    駅前/車も便利コインP多

  • ゆらしLab

    福岡大濠公園
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    九州全県、離島からの来院実績あり