
“ゆらし療法”は、“無痛ゆらし療法”の創始者が医療先進国のドイツに渡り、ドイツの医学者たちとの共同研究によって改善を重ね、より確実に効果を出せるように技術体系を構築したものです。
その結果、ドイツを始め、オーストリア・クロアチア・ルクセンブルク・アメリカなど(2018年10月時点)、欧米諸国の病院や治療院の現場で導入されており、今後も多くの国で取り入れられていくことが考えられます。
手当てや軽く擦るといった伝統医療的なアプローチに着想を得て開発されており、幼い頃、急な腹痛や頭痛が、お母さんやお父さんに撫でられることによってスーッと無くなっていく体験をした方も多いことでしょう。そういった現象にドイツの医学者達との研究により生理学的な見地から解釈を加えました。
ゆえに、素晴らしく安全で、0歳の乳児から100歳の高齢者に至るまで、全てのクライアントの心身に安心感を与えることができます。
しかも、大変優れた即効性も併せ持っています。薬や器具や強い刺激を用いることなく、痛みや違和感がその場で大きく変化します。その体験は多くのクライアントを驚かせ、自身の症状に対する認識を改めるきっかけを与えます。その即効性にセラピスト自身が驚くことも珍しくありません。
ゆらし療法は、筋組織の収縮と痛みの関係に着目した療法です。筋組織の緊張を解消することで痛みや違和感に驚くほど大きな変化を起こします。
一般にセカンドペインといわれる慢性的な痛みや違和感は、脳の感覚統合領域で情報処理された結果として発します。脳は身体からの感覚入力を統合して知覚を得ますが、私たちは「脳が筋組織の収縮からも感覚入力を受けている」と考え、ゆえに筋緊張を解消することで入力情報を書き換え、知覚による痛みを変化させることができると考えるのです。
さらに、独自に開発された筋緊張解消技術は、内臓の平滑筋や血管平滑筋などの緊張も解消するという副産物を生み出しました。全ての筋組織は私たちが発想した緊張解消法によって緊張が解かれ、伸びやかでゆったりとした活動を取り戻します。それは様々な内臓疾患が回復する可能性をも示唆しています。
また、完全に無害な施術は精神的ストレスの緩和にも力を発揮します。実際に、私たちの治療院に訪れるクライアントの20%は精神的疾患を主症状としており、施術を行うことで精神的に大きな変化が現れることを確認しています。
松永光司:
ドイツ自然療法士学校特別講師・アメリカバージニア州CEU公式認定のゆらし療法の創始者・療法家
1974年 東京生まれ。
薬品卸の会社に勤めていた21歳の頃に意識障害を伴う強烈な偏頭痛に3年間悩まされ続ける。
23歳の時に藁をも掴む思いで、薬も器具も使わない手技療法(Manual Therapy)をうける。
3年もの間、病院では原因さえわからず、どこに行っても良くならなかった偏頭痛が、3ヶ月で嘘のように回復したことをキッカケに自然療法の世界で生きていくことを決意する。
自分自身を救ってくれた先生を師とし、手技療法を学び、24歳で東京で独立開業。
その後、手技療法を“無痛ゆらし療法”と名付け東京、神戸、バンコクに治療院を開業。
38歳の時に、無痛ゆらし療法を改善、進化すべく単身で医療先進国であるドイツに渡り、医療機関や自然療法学校との共同研究を経て新たに『ゆらし療法』としてスタートさせる。
ドイツでは毎年複数の医療カンファレンスに招待され講義を行い、同時に現地の医療専門学校の全面バックアップにより、医師や自然療法士に対して『ゆらし療法』のスクールを活発に開催している。
その実績が基となり、アメリカ、フランス、オーストリアなどで講義・スクールを行うこととなり世界中の国に活動の場を広げている。
日本では『ゆらし療法』、海外では『Yurashi』として、これまで医師や看護師、鍼灸師や柔道整復師など500人以上の医療関係者に教授している。また、身体や医療の知識のない一般の社会人や主婦などにも積極的に『ゆらし療法』の技術を広め、家族のケアや、仕事として施術家になる人を育てている。
世界中の多くの施術家を育成することで、これまでに難病や重篤なスポーツ障害を含む5万人以上の回復に携わってきたことになる。
現在は、食や環境などが人に及ぼす影響について研究するために奈良県の明日香村に移住し、世界中を飛び回る日々を送っているベジタリアンである。
企業講演多数、
「自分の身体のいたわり方〜痛みやコリのメカニズムを知る〜」「ココロとカラダは一つ〜鬱にならない身体のケア〜」「腰痛、肩コリ絶対対策」
松永 光司Koji Matsunaga
1974年 東京生まれ
ゆらしインターナショナル 代表





