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運動中に脛(すね)が痛み、我慢して運動を続けていると安静にしていても痛みを感じます。ランニングやダッシュ、ジャンプなど激しい運動を繰り返し行なっていると発症しやすく、使い過ぎ症候群(オーバーユース)が原因のひとつと考えられています。
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オーバーユースが原因とされているのでまずは安静対応が基本です。しかし満を持して運動復帰したら痛みがぶり返すなど、繰り返す痛みに悩まされることも少なくありません。十分な休養期間を設けている、あるいは運動強度をそれほど上げていないにもかかわらず痛みが再発するのであれば、

日本には医療先進国のドイツで広がる『ゆらし療法』という施術法があります。関節を可動域内で優しく動かしながら筋肉や関節をケアしていく施術方法で、国内ではいくつかの病院やクリニックで自費施術として採用されています。『ゆらし療法』はシンスプリントを含む多くの筋肉や関節の機能障害への効果が期待されています。
シンスプリントは、オーバーユース(使い過ぎ)が原因とされています。走るスポーツをしている中高生(とくに新人選手)が多く、ジョギング、ランニングブームでスポーツを再開した大人にも起こります。
筋肉が骨に付着する部分(筋付着部)に負荷がかかり、骨や骨膜が過度に引っ張られることで炎症が起こります。走っている最中にすねが痛くなったことはありませんか?初心者病とも言われています。下腿内側の骨に沿って疼くような痛みがでてきます。ある一点だけが痛くなる疲労骨折とは少し違いますが、疲労骨折と症状が似ていて見分けづらいです。
まずは医療機関を受診し、疲労骨折が無いかどうかを確認してください。grade3以上ではMRI検査で炎症所見がでてくることもあり、疲労骨折との鑑別に役立つでしょう。
症状によりGrade1〜4にわかれています。
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Grade 1
運動時のみ疼痛がある。
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Grade 2
運動前後に疼痛があるが
スポーツ活動に支障はない。 -
Grade 3
運動前中後に疼痛があり
スポーツ活動に支障をきたす。 -
Grade 4
疼痛が強くスポーツ活動は不可能。
Grade 3以上は運動の休止が推奨されます。
いずれにしろ使い方のクセを改善する必要があるので、鑑別診断して疲労骨折の有無を確認したら、その後は医療整体®︎などでケアすることが望ましいですね。

多くの場合、痛みの根本改善のためには、痛みの出ている根本原因である『体の使い方のクセ』の修正が必要です。そうでなければ何度も痛みが再発してしまいます。昔からある、電気、牽引、温め、などの治療は症状の緩和は出来ても、クセにより酷使されている部位の緊張をとったり、全体のバランスを整えることができないことが分かってきています。また近年は理学療法士が施術するクリニックも多くなっています。これはクセに対してアプローチ出来るものの、残念ながら通える回数や期間に健康保険のルールがあり、治るまで通えないという問題があります。
効果が分かりやすく説明にも納得。しかも安全な施術法です。
一般的に使い方のクセというのは無意識に身に付いたものなので、まずは専門的な知識を持ったセラピスト(他動運動)による施術とアドバイスを受けてください。日本では「ゆらし療法」がオススメです。